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オガワインレイクラフト 小川さんご来訪。

2024.07.12

現在、オーダーのご依頼をいただいている神奈川県 T様のインレイ打ち合わせのため、オガワインレイクラフト 小川さんと長野県工房にて打ち合わせです。

当日は、TOKYO OFFICE組が新潟倉庫経由で、十日町の小川さんのアトリエまでお迎えにあがります。

朝7時に集合し、まずは工房裏のパッションフルーツのチェック。すくすくと育っている…というか、こんなに短期間で大きい実が成るのですね。ますます楽しみです。

工房間は約130km、2時間ちょっとのドライブ。車内で近況報告や、お客様オーダーインレイの話をしていたらあっという間に到着です。

工房に到着するなり、デザインを見ながらニヤけるふたり。なぜならば、今回のインレイワークはとても大掛かりな内容なのです。

インレイを入れる工程を確認しながら進める必要があるため、今回は小川さんにご来訪いただきました。さらには、小川さんが作業しやすいような下処理の確認も必要です。

早速、お客様のリクエストに合わせた、トップ材の選定を小川さんにお願いします。サウンドだけでなく、インレイを施した際の色味バランスも今回は重要な様です。

今回のトップ材はシトカスプルース、バック＆サイド材はエキゾチックエボニーです。

サウンド＆デザインイメージを基に選定した材料を画像に収めます。

その間にコーヒーを淹れて、六日町銘菓を味わいながら、しばしゆっくり。小川さんが工房に来るのは何年振りでしょう…ようこそ、遠路お越しくださいました。

先日のオーダー相談会でご注文いただいたモデルのトップ材も、着々と進行中です。お客様のご希望通りの埋め込み材。流石にどれもキレイですね。

小川さんが簡単な工程表をノートにまとめながら、オーダーモデルのデザインレイアウトをトレーシングペーパーに描き起こしていきます。

ここで小川さん、忘れ物に気付きます。「・・・コンパスないですかね。」

大丈夫です。急いで買ってきます！

無事にコンパスを入手し（売っていてよかった…）、小川さんに届けます。

お客様リクエストのボディサイズに、配置するインレイバランスを考えています。大体のバランスが決まった様です。

あとは細かな材料を選定していきます。その前に昼食にする事に。

少し前にコーヒーとお菓子を食べたにも関わらず、しっかりと食べるの図です。ふたりとも「冷たいラーメン＆カツカレー」のセットです。笑

工房に戻り、満腹な人たちを横目に、その他オーダー品の進捗チェックをします。

こちらは新潟県 N様のAN-GH。すでに塗装工程に入りました。湿度の多い時期ですので、塗装のタイミングを考えないといけません。

焦らず、じっくりと進めます。

T様の材料選定に戻り、インレイを施すヘッド天神材や、色味のバランスを考慮したバインディング材、エンドピンをセレクトします。

今回は、ヘッド天神材にマレーシアンブラックウッド、バインディング材は少し濃いめのローズウッドを選定しました。

その他、小川さんが作業を進める上で必要なポイントを確認します。必要に応じてその場で処理をし、持ち帰りができる材料は小川さんに選定してもらったりと、段取りよく進めていきます。

おおよその段取りが終わり、今度は別件の打ち合わせです。

もうそんな時期が来たのか？！と思ってしまいますが、2025年の「お年玉ギター」の打ち合わせです。2024年の「お年玉ギター」は好評いただき、ありがたい事にあっという間に完売となりました。

2025年も、皆さまにお楽しみいただける内容に仕上げようと画策しております。

まだ仮ではありますが、今回はこの3本を製作する予定です。小川さんを巻き込んでのスペシャルな内容になりそうです。皆さま、お楽しみに！

忘れている事がないか、念を押して確認します。

帰りの荷物をまとめて、出る間際にも念のため材料を撮影しています。今回のオーダーモデルは、何度か小川さんに工房にきてもらう事になりそうです。小川さん、よろしくお願いします。

帰りもスムーズに十日町のアトリエまで到着。（17時になってしまいましたが…）

小川さん、遠足に行ってきた少年の様です。楽しんでいただけたようで、こちらも嬉しくなってしまいます。

オーダーモデルの完成がとても楽しみですね。小川さん、お疲れ様でした＆ありがとうございました！

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