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ショーモデルの「もみぢ」と同時進行で、こちらも製作中です!

2024.02.04

今週は関東でも雪の予報が出ていますね。皆さま、十分にお気をつけください。

さて、工房では5月開催の「Tokyo ハンドクラフトギターフェス」に向けて、先日ご紹介した「もみぢ」と同時進行で、こちらの材料でも製作中です。

昨年、奥多摩にて入手した「黒柿」です。なかなか歩留まりが悪く、製作が難航していましたが、少しだけギター用の材料も確保できました。

ショーモデルとして、現在2本製作中です。

AN / 蝦夷松 & 黒柿

残りわずかとなった蝦夷松トップに、バック&サイドはインパクトのある杢の黒柿を採用しています。バック材は3ピース材です。

和材のコンビネーションモデルを製作したかったので、蝦夷松をチョイスしました。こちらの材料は10年以上寝かせてあるので、タップした音もとても良いトーンです。

仕上がりがとても楽しみです。

OAN / Emglemann Spruce & 黒柿

こちらはANシェイプをひとまわり絞った「OAN」シェイプ。

12フレットジョイントながら、通常の648mmスケールを採用しています。12Fジョイントならではの柔らかな鳴りに、工房立ち上げ当初からストックしているイングルマンスプルースをトップに合わせてみました。

狙った感じに仕上がれば、抜群の弾き心地だと思います。

どちらも完成を楽しみにしていてください。

「もみぢ」モデルは、現在、オガワインレイクラフト 小川さんによる作業中です。

こちらもぜひご期待ください!

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