工房訪問記

【 工房訪問記 21 】神奈川県 K様

2023.06.18

神奈川県 K様にオーダーいただいたギターが完成したので、受け渡しとなりました。

6月だというのに、長野県も夏のような暑さです。

珍しく日曜日のご来訪となりましたが、朝は順調に9時前にご到着。

現在製作している、新しい「 Leaf-Quiet 」も順調に進んでいます。こちらのリポートは、また改めてさせてただきます。

K様にオーダーいただいたギターは、実は2本あります。今回は同時の完成、お受け渡しとなりました。まず、1本目はこちらです。

AN-GB #1050 / German Spruce & Brazilian Rosewood

こちらはシンプルなANスタイル。

材料グレードが素晴らしいだけに、素材の良さを十二分に活かした仕様です。美しいジャーマンスプルースに、工房でのストックもわずかとなってきたブラジリアンローズウッドをバック&サイドに採用しています。

また、指板、ブリッジ駒、埋め込みPGも、美しい杢のブラジリアンローズウッドを合わせています。

SJF-EQM #1051 / Englemann Spruce & Quilted Maple

もう一本は、もの凄い杢を持ったキルトメイプルバック&サイドのSJFスタイル。

トップには長年寝かせた、素晴らしいグレードのイングルマンスプルースをチョイスしています。こちらのモデルには、K様のリクエストで、Ogawa Inlay Craft 小川さんによるインレイワークが施されています。

K様、完成品を手にご満悦です。期待以上の仕上がりにお喜びいただけたようで何よりです。少し弾き込むだけでかなり音が変化してくると思います。それも楽しみですね。

受け渡し時の動画を製作しました。皆さま、ぜひお時間がある時にご覧ください。

昼食のあとは、工房内の材料を物色し、次の構想(?!)を膨らませています。

工房内のウクレレにも興味津々のようです。

K様、気になる材料やウクレレ達に、後ろ髪を引かれつつも、13時過ぎには帰路につきました・・・が帰りは事故渋滞に巻き込まれて、6時間以上のドライブ。普段の倍以上です。

K様、大変お疲れ様でした。

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