ブログ

材料買い付け!アイチ木材加工さんへ

2023.05.09

製作に必要な材料をお願いしていた「アイチ木材加工」さんへお邪魔してきました。

本来なら材料を送ってもらうのですが、何か面白いものも入荷しているかも?と思い、約1年ぶりの訪問です。

前回はソメイヨシノの材料を捌いてもらうために訪れました。

JR蟹江駅で合流し、車で向かいます。蟹江駅もすっかりキレイになってますね。前の可愛らしい駅舎も好きでした。

アイチさんへはここから約30分。港方面に南下していきます。

さて、お願いしていた材料が気になるところ。早速確認してみたいと思います。工場内に入るとこのような感じです。

中は様々な木材でぎっしり。エレキギターの材料から、アコースティックギターの材料まで幅広くラインナップされています。やはりエレキギター&ベースのボディ材は本当に量が多いです。

さて、目当ての材料を確認します。

今回の一番目当ての材料がこちら。さて、なんでしょうか?

これは「セドロ」です。

スパニッシュ・シダーとも呼ばれている材料なのですが、なぜこの材料が必要かというと、先日工房での打ち合わせの際にナイロン弦モデルの話が出ました。

久しぶりに製作するので、ブラッシュアップしたいと思い、いつもお世話になっているアイチ木材の吉川さんにお願いしたというわけです。セドロネックは軽く、ナイロン弦のギターにはとても相性が良いのです。多くのクラシックギター製作家が採用しています。

上の画像で一緒に材料を見てくれているのが吉川さんです。いつもありがとうございます。

アコースティック用の材料が置いてある一角で、いろいろと物色してみます。

「この材料、バインディングにどうかな?」横山氏が吉川さんに聞いて、すぐさま寸法チェック。問題なさそうとの事で、好みの寸法にカットできるか現在確認中です。

可能であれば、新しいバインディング材が増えることになります。これは楽しみです。

こちらのマホガニー材も好みのサイズに捌けるか、現在確認中。やはり現地に来ると何かしらあります。

トップ材や、ネック材、バック&サイドは工房に潤沢にストックしているので、それ以外の装飾部材とかですかね。

ヘッドに使うメイプルのつき板を見ていますが、何か企んでいる様子。

それ以外にも、とてもきれいなゼブラウッドを発見。これは材料の雰囲気も良さそうです。吉川さんがその場で、自動をかけて厚さを調整してくれました。良さそうな材料を2セット選ばせていただきました。これも相当久しぶりです。今回の材料は、杢目もワイルドで格好良いです。

それ以外にも、マホガニーのブロックも入手しました。これは以前製作していた「Leaf-Quiet / リーフ・クワイエット」用です。こちらもブラッシュアップした内容にしたく、相談していた材料を手に入れる事ができました。

約2時間、駆け足で材料を選定させていただき、アイチ木材さんをあとにしました。吉川さん、ありがとうございました。

ここから工房まで戻ります。

良い天気の中、工房までドライブです。

工房では、今度の「TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2023」に向けての準備が着々と進んでいます。お願いしていたものも良い感じでできています。ここから特製の木製チャームへと仕上げます。

プラス、お客様オーダー品の進捗確認。その場でお客様へ画像をお送りします。

塗装工程に入っているので、あと少しといったところです。今しばらくお待ちください。また、下の画像は内緒のギター。こちらも良い感じです。

こちらも楽しみです!

錦糸町へ出展する、非常に稀少な「和材」を採用したウクレレも準備万端です。錦糸町の「TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2023」より、ご購入いただいた方に、特製の木製チャームをプレゼントします。

間に合って良かったです。色々な木材がありますので、お好みの材料をお選びください。

それでは皆さま、錦糸町でお会いできるのを楽しみにしています!

限定モデルや、ショープライスモデルもご用意します。ぜひご来場の前に、下記ページもチェックしてみてください。

TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2023 / SHOW PRICEモデルをご用意します!

イベント詳細は下記の通りです。

TOKYO ハンドクラフトギターフェス 2023

2023年5月27日(土)-5月28日(日)

すみだ産業会館8F(サンライズホール) /9F
東京都墨田区 JR錦糸町駅前

おすすめ