工房訪問記

【 工房訪問記 18 】 東京都 S様

2023.01.24

昨年末の大試奏会開催時に、ブラジリアンローズウッドを物色されていたS様と工房へ行ってきました。

年々と価格が高騰し、入手が困難となっている材料だけに、あるうちにオーダーしたいとのご希望です。ありがとうございます。

工房来訪日は大寒波の予報。

朝早くお迎えにあがり工房へ。大寒波の予報でしたが、陽が差しています。ひと安心です。

工房へ到着すると、早速ストックしているブラジリアンローウッドを全て出してもらい、物色開始。

先日工房より直接画像をお送りしていたので、おおよその目星はついていた様。「やっぱりこれかな。」とバック&サイドは決定しました。

スタイルはオーディトリアム / ラウンドカッタウェイをひと回り絞った「 OAR 」シェイプ。S様には、ストックしているOARのバランスをとても気に入っていただいており、採用となりました。

12フレットジョンとならではの、柔らかくふくよかなサウンドは魅力的ですよね。今回、スケールにもこだわり、ミディアムスケールの628mmです。

スローテッドヘッド特有のテンション感もあるので、バランス良いと思います。

サウンドホールロゼッタにも贅沢にブラジリアンローズウッドをチョイス。せっかくですから贅沢に仕上げましょう。

S様は外野の意見も採用しつつ、楽しんで材料をお選びいただけたようです。

材料選びに夢中になっていて、外を見るとまさかの雪!朝は晴れてたのに、私の車は雪に埋もれています。結構な時間をかけて雪をはらい、早めに帰路につくとします。安全運転で帰りますよ。

工房付近でここまで雪が積もるのは珍しいんですけどね。

帰りの高速は猛吹雪。新潟で慣れている私ですら「降ってるなぁ」と言った感想でした。

S様、貴重な体験、お疲れ様でした。完成まで楽しみにお待ちください!

実はもう1セット分、ブラジリアンローズウッドバック&サイドを選んできましたが、これはまだ秘密。

お楽しみに。笑

おすすめ