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Yokoyama Guitars シリアル 「#1010」が完成しました。

2022.04.02

Yokoyama Guitars「シリアル #1010」が完成し、先日工房にて受け取ってきました。

先日完成したシリアル#1000、#1001は、ありがたいことに即売でした。
横山氏より、「キリの良いシリアルナンバー / #1010があるよ」との案内をいただき、せっかくなので何かスペシャルな仕様のモデルをという事で、相談の上、製作をお願いした一本です。

AR-GCW #1010 / German Spruce & Claro Walnut

上の画像は、材料選定した際のもの。

「スペシャル仕様」に、と言うことで、バック&サイドは工房に長らくストックしていた「クラロウォルナット」を使用していただきました。

材料自体、とても稀少ですが、肝心なのはそのサウンドです。見た目では重厚そうですが、とても軽やかで、独特の甘さを持った素晴らしいサウンドです。マホガニーともひと味違ったライトさは、とても魅力的です。トップには、しっかりと芯のあるサウンドになるよう「ジャーマンスプルース」を選定しました。ベアクロウもびっしりと入っており、とてもきれいな材料です。

ネックにはもはや工房のストックも尽きかけている「アクアティンバーマホガニー」のワンピースネックです。

こちらのネック材は、ホンジュラスのお隣、ニカラグアで採れたもので、横山ユーザーには馴染みのある良材です。今後の入荷が見込めない材料ですが、色味や、杢もとても美しく、サウンドも絶品です。

ヘッド天神にはウォルナット材。ロゴマークとサイドポジションマークには、なんとも贅沢に象牙を採用してもらうことになりました。それにあわせて指板サイドのポジションマークも象牙が入れられています。言われないとわからないかと思いますが、なんとも贅沢です。

また、ロゼッタには、バック材の端材でクラロウォルナットのとも材を埋め込んでもらいます。

その他にも、通常と異なるオプションが盛り込まれています。

外周のトリムと、サウンドホールロゼッタラインにはヘリンボーンを巻いてもらいました。また、サウンドホールの内側にはメイプルインナーを施してあり、通常のモデルとはひと味も、ふた味も異なった美しい仕上がりです。

このサウンドホールインナーですが、以前ほんの一時期採用しましたが、とても手間がかかる為、最近ではオーダーでもお受けしていなかった仕様です。ヘリンボーンのトリムもとても新鮮で、素敵な仕上がりです。

肘が当たるエルボー部分、胸&太ももが当たるバック部分には、人気のコンター加工が施されており、抱えた時もとても滑らかです。この仕様は最近とても人気があります。

通常製作した場合、70万円近くなるモデルですが、今回は特別価格でのご案内です。
アニバーサリーに相応しい仕様だと思います。

ご購入特典の小物入れ、バック材ととも材のPG材をプレゼントさせていただきます。詳細はお気軽にお問い合わせください。

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